しろいし緑の芸術祭

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開催情報

第二期 2024.01.20 (SAT) 02.20 (TUE)

第二期

2024.01.20(SAT) - 02.20(TUE)

しろいし緑の
芸術祭とは

しろいし緑の芸術祭は、白石の風土や歴史、文化、食と人をアートでつなぐ試みです。
第二期は、アート作品の展示、アートと地域のあり方や可能性を探るトークイベント、町の主要産業である農業と食のマルシェなど、さまざまな事柄や思考を通じて、土地と人、人と人の新しいつながりをつくります。
白石町に新たな芽が芽吹く直前、春を待つ白石町にぜひお越しください。

開催地

佐賀県白石町

SHIROISHI-CHO,
SAGA

佐賀県の真ん中より少し南に位置しています。町に広がる白石平野は干拓によってつくられたもので、豊かな土壌ではれんこんや玉ねぎ、大豆、米などさまざまな農産物が育てられ、有明海からは海苔や魚介類など海の恵みをいっぱいに受けています。また、それらを味わえる飲食店も多い、「食と農」の町です。
800年以上の歴史を持つ神秘的な池や戦国武将が築いた県内最大級の平山城跡、寺社仏閣といったスポットも多く存在しています。人と人の結びつきが強く、祇園祭や浮立など古くから行われている祭りが今でも盛んに行われています。

作家・作品

第二期は2名のアーティストが参加しています。

高橋 漠Baku Takahashi

作品展示場所 縫ノ池、PERHAPS(サテライト会場)

1986年福岡県宗像市生まれ。多摩美術大学でガラス工芸を学び、2015年より宗像市にスタジオを設立する。
ガラスを素材とする立体作品を発表しながら、2016年よりガラスウェアブランド「TOUMEI」をアーティストの和田朋子と共に主宰している。2023年より、新たに金属(アルミニウム)を使用した作品の製作に取り組んでいる。

山根 晋Shin Yamane

作品展示場所 稲佐神社、TOMMY BEEF(サテライト会場)、自家焙煎珈琲goen(サテライト会場)

映像/写真作家・アーティスト。映像と写真を主たるメディアとし、抽象的な観念への探究をもとにコンセプチャルな作品を制作している。形態はプロジェクトごとに多様な形を取る。近年の活動に、パフォーミング・アーツのコレクティブ、SC∀L∃R(スカラー)での《齢 instar》シリーズ(video projection|2022)、陶芸家・黒田泰蔵氏の晩年最期の作品を、光の遷移のもと撮影した《ENTO/MEIPIN》(photography・installation|2021)と写真集『A day in February with light』などがある。

第一期では、3名のアーティストが参加しました。

木下 友梨香きのした ゆりか

作品展示場所 ふくどみマイランド公園

佐賀県生まれ。京都造形芸術大学を経て武蔵野美術大学を卒業。花農家で育った生い立ちを元に、幼少期に見た記憶の中の花や植物を抽象表現した作品を制作。抽象表現主義に影響を受けながら、日々生きていくなかで霞んでいく視覚的な記憶の印象を絵に落とし込み、過去から現代を表現する。現在は東京を拠点に活動中。近年の個展に「SKETCH」MARGIN/東京(2022)、佐賀イオン美術館展示会/佐賀(2021)など。近年のグループ展に「100人10(100人展)」Shinwa Auction/東京(2020、2021)、「ART FACTORY城南島」/東京(2019)など。

塚本 猪一郎つかもと いいちろう

作品展示場所 ふくどみマイランド公園

1956年佐賀県生まれ。佐賀大学特設美術科卒業後、スペインへ留学。版画作品を中心に油画、鉄のオブジェ、陶芸など、多彩な表現方法で創作活動を行う。近年の作品に、仁川学院50周年記念モニュメント制作/宝塚(2009)、日赤病院の病室版画制作(2012)、佐賀大学医学部付属病院のモニュメント制作/佐賀(2013)、「谷川俊太郎の世界を描く・絵の内と外」/講談社(2020)など。近年のグループ展に「国際和紙写真協会展」オレンブルグ美術館/ロシア(2021)など。

原 良介はら りょうすけ

作品展示場所 妻山神社

画家。1975年神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。近年の個展に「裏山のキュビズム」un petit GARAGE/東京(2021)、「明恵の白光」second2./東京(2020)など。近年のグループ展に「かくれんぼーさがして。そして、」茅ヶ崎美術館/神奈川(2022)、「気韻生動」明治神宮 宝物殿/東京(2021)など。