しろいし緑の芸術祭

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SHIROISHI
ART
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開催情報

第一期 2023.02.17 (FRI) 03.19 (SUN)

第一期

2023.02.17(FRI) - 03.19(SUN)

しろいし緑の
芸術祭とは

白石町は、弥生時代からの自然陸化と中世からの干拓事業でつくられた白石平野と、古代からの文化や信仰が息づく史跡や寺社仏閣が多く残る土地。 しろいし緑の芸術祭は、白石の風土や歴史、文化、食と人をアートでつなぐ試みです。
アーティストと白石町の関わりから生まれた作品が、私たちの体や感覚にこの土地を織り成す光と風と土を運んでくるでしょう。 第一期は、「種まき」のとき。アートを通じて土地と人、人と人のつながりの新たな形をつくっていく白石の萌芽を五感で楽しんでください。

開催地

佐賀県白石町

SHIROISHI-CHO,
SAGA

佐賀県の真ん中より少し南に位置しています。町に広がる白石平野は干拓によってつくられたもので、豊かな土壌ではれんこんや玉ねぎ、大豆、米などさまざまな農産物が育てられ、有明海からは海苔や魚介類など海の恵みをいっぱいに受けています。また、それらを味わえる飲食店も多い、「食と農」の町です。
800年以上の歴史を持つ神秘的な池や戦国武将が築いた県内最大級の平山城跡、寺社仏閣といったスポットも多く存在しています。人と人の結びつきが強く、祇園祭や浮立など古くから行われている祭りが今でも盛んに行われています。

作家・作品

第一期では、3名のアーティストが参加しています。

木下 友梨香きのした ゆりか

作品展示場所 ふくどみマイランド公園

佐賀県生まれ。京都造形芸術大学を経て武蔵野美術大学を卒業。花農家で育った生い立ちを元に、幼少期に見た記憶の中の花や植物を抽象表現した作品を制作。抽象表現主義に影響を受けながら、 日々生きていくなかで霞んでいく視覚的な記憶の印象を絵に落とし込み、過去から現代を表現する。現在は東京を拠点に活動中。近年の個展に「SKETCH」MARGIN/東京(2022)、佐賀イオン美術館展示会/佐賀(2021)など。近年のグループ展に「100人10(100人展)」Shinwa Auction/東京(2020、2021)、「ART FACTORY城南島」/東京(2019)など。

塚本 猪一郎つかもと いいちろう

作品展示場所 ふくどみマイランド公園

1956年佐賀県生まれ。佐賀大学特設美術科卒業後、スペインへ留学。版画作品を中心に油画、鉄のオブジェ、陶芸など、多彩な表現方法で創作活動を行う。近年の作品に、仁川学院50周年記念モニュメント制作/宝塚(2009)、日赤病院の病室版画制作(2012)、佐賀大学医学部付属病院のモニュメント制作/佐賀(2013)、「谷川俊太郎の世界を描く・絵の内と外」/講談社(2020)など。近年のグループ展に「国際和紙写真協会展」オレンブルグ美術館/ロシア(2021)など。

原 良介はら りょうすけ

作品展示場所 妻山神社

画家。1975年神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科修了。「人と自然と絵のあいだ」をテーマに、複数の時間や異なる空間などの概念的要素を取り込みながら、絵を描くということは次元の移動をおこなうことであると意識して制作している。近年の個展に「裏山のキュビズム」un petit GARAGE / 東京(2021)、「明恵の白光」second2. /東京(2020)など。近年のグループ展に「かくれんぼーさがして。そして、」 茅ヶ崎美術館 / 神奈川(2022)、「気韻生動」明治神宮 宝物殿/東京(2021)など。